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香港での貯蓄型保険のプロバイダーで双璧をなすサンライフ香港とFTライフ。

両社はともに現在旬の商品とも言える、被保険者の名義変更を可能にして次世代への継承を視野に入れながら長期運用で大きな資産を築いてゆくタイプの貯蓄商品を取り扱っている。

Sun Joy（サンジョイ）VS Regent Prime（リージェントプライム）

サンライフ香港の「Sun Joy（サンジョイ）」

FTライフの「Regent Prime（リージェントプライム）」

である。

【サンジョイ（Sun Joy）の特徴】

［被保険者の年齢（加入時）］
0～80歳（5年払いの場合は0～75歳）

［支払い期間］
一括、2年、5年（※一括払いは2年分を前納する形）

［途中引き出し・出金］
リバーショナリーボーナスは途中引き出し可

［投資金の支払い方法］
・香港の銀行から引き落とし
・銀行送金
・クレジットカード

［運用資産組入比率］
債券：25%-80%
株式等：20%-75%

［ボーナス］
リバーショナリーボーナス、ターミナルボーナス

［死亡保障］
万一被保険者がプラン運用途中で亡くなってしまった場合、
解約返戻金と同額が死亡保障という形で遺族・受取人に支払われることになる。

［無料で付帯する特約］
緊急医療支援サービス（Worldwide Emergency Assistance）
海外・国内における病院への緊急搬送、
HKD40,000までの入院前払い金の支払い、緊急援助や本国送還などと含むサービス。

［商品の特徴］
・被保険者が120歳まで契約が続く長期運用商品
・被保険者の名義変更が無制限に行える
・証券分割が可能
・万一被保険者が要介護状態になった場合に手厚い保障がある
・損益分岐点は6年（非確定部分を含む概算）
・確定返戻金が投資額と同額になるのは13年目

【リージェントプライム（Regent Prime）の特徴】

［被保険者年齢］
0歳〜75歳

［支払期間］
2年、5年

［満期償還］
被保険者が128歳になる年度

［支払い方法］
・クレジットカード（VISA、Master）
・香港内の銀行口座からの自動送金
・海外送金

［解約時・満期時の収益］
確定現金価値+リバーショナリーボーナス+ターミナルボーナス

［リバーショナリーボーナス（Reversionary Bonus）］
・契約後1年目からリバーショナリーボーナスが支給される
・年間配当は出金することも出金せずにプラン内に蓄積することも可能

［ターミナルボーナス（Terminal Bonus）］
・契約後1年目よりターミナルボーナスが支給される
・ターミナルボーナスは途中出金することはできず、
解約及び満期による解約返戻金あるいは
被保険者死亡により死亡保障発生時に支払われる

［その他特徴］
・契約者及び被保険者の名義変更が無制限におこなえるので半永久的に運用を続けることが可能
・被保険者が死亡した場合、死亡保障受取人が新たな被保険者となり運用を続けてゆくこともできる

サンジョイとリージェントプライムのシミュレーションの比較

以下はサンジョイとリージェントプライムの
運用開始から経過年度別における解約返戻金のシミュレーションの比較である。

【サンジョイ】（単位：米ドル）

［年数］［確定解約返戻金］［非確定解約返戻金］ ［合計］
15年目　 57,547 50,532 108,079
20年目 62,747 95,204 157,951
25年目 64,652 157,874 222,526
30年目 66,615 244,803 311,418
40年目 70,722 530,252 600,974
50年目 75,714 1,143,077 1,218,791
60年目 81,456 2,403,925 2,485,381

【リージェント・プライム】（単位：米ドル）

［年数］［確定解約返戻金］［非確定解約返戻金］ ［合計］
15年目　 57,639 57,857 115,496
20年目 62,339 93,572 155,911
25年目 67,430 141,298 208,728
30年目 73,109 233,516 306,625
40年目 80,816 467,252 548,068
50年目 88,841 894,127 982,968
60年目 97,849 1,673,221 1,771,070

※解約返戻金はいずれも非確定部分を含む概算

15年目はリージェント・プライムが若干上回っているものの、その後はサンジョイの運用が上回り年数を追うごとに引き離している。

サンジョイもリージェントプライムも解約返戻金合計額での損益分岐点は6年目だが、確定解約返戻金のみで投資額を超えるのはサンジョイが13年目、リージェント・プライムが15年目とサンジョイの方が2年早い。

また、サンジョイにはリージェント・プライムにないメリットとして、不慮の事故により要介護状態になった場合に手厚い保障があるというのも魅力的な側面である。