サンライフがここ2年ほどで相次いで販売を開始した商品には他にヴィジョン(Vision)とヴィクトリー(Victory)がある。頭文字が「V」で揃えられており、同じ貯蓄商品であることからこれらをひとつのカテゴリーとしてイメージしていることが伺える。
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サンライフの貯蓄商品「ヴィーナス(Venus)」の特徴
ちなみにサンライフの生命保険カテゴリーの商品はかつて存在した商品も含めて、ライフブリリアンス(Life Brilliance)やライフスーパー(Life Super)、ライフアチーバー(Life Achiever)、ライフエンハンサー(Life Enhancer)など「Life」で始まる。ヴィーナスは一時払いで最低の投資額がUSD250,000というプラン。日本円にして3,000万円近い金額を一括払いで運用する富裕層向けの商品だと言える。
それだけに運用計画は安全かつ有利であり、損益分岐点は6年目とヴィジョン(2年払いのプランで7年目)やヴィクトリー(5年払いプランで8年目)と比較して最も早い。さらにヴィーナスは1年目から投資額の85%以上の解約返戻率を誇っており、万一突発的な事情で契約後短期間のうちに解約をしなければならない場合のロスも大幅に抑えることができる。
ヴィーナスの資産構造はヴィクトリーと同様に契約後の経過年数により確実に受け取れる確定支給額(Guaranteed Cash Value)と運用状況によって増減する非確定支給額(Non-Guaranteed Value)に分かれており、非確定支給額は更に運用途中で出金可能なリバーショナリーボーナス(Reversionary Bonus)と解約時に現金化されるターミナルボーナス(Terminal Bonus)の2つの部分で構成されている。
一方でヴィーナスはヴィジョンと同様、資産ポートフォリオのうち50%〜70%をFixed Income(債権など)で構成するように設計されており、より安定した運用を目指したものとなっている。契約者と被保険者はそれぞれ最大2名まで指定可能で満期は契約から120年あるいは被保険者が120歳に達する時点となっているのでヴィジョン、ヴィクトリー同様資産継承にも役立つ機能を備えている。
【ヴィーナス(Venus)の見積例】
①経過年数②支払保険料の合計③解約返戻金④死亡保障⑤確定解約返戻金額⑥非確定解約返戻金額⑦リバーショナリーボーナス(現金価値)⑧ターミナルボーナス(現金価値)
⑨確定死亡保障金額
⑩非確定死亡保障金額
⑪リバーショナリーボーナス(額面価値)
⑫ターミナルボーナス(額面価値)
※「⑦リバーショナリーボーナス(現金価値)」は運用途中で引き出すことが可能。※「⑧ターミナルボーナス(現金価値)」は解約時に確定解約返戻金とともに払い戻しされる。
赤枠部分は20年後の解約返戻金のシミュレーション。契約から20年目に解約をした場合、支払保険料のUSD250,000に対し、確定支給額と2つボーナスの合計で解約返戻金の見込額はUSD638,927ということになる。支払保険料の合計に対し256%が戻ってくる計算になる。緑枠部分は20年後の死亡保障のシミュレーション。契約から20年目に死亡した場合、支払保険料はUSD250,000に対し、確定死亡保障と2ボーナスの合計で死亡保証額の見込み額はUSD638,927ということになる。
【ヴィーナス(Venus)の運用例】
プラン名:サンライフ ヴィーナス(Venus)
加入時年齢:40歳
保険料支払期間:一時払い
一時払い投資額:USD250,000/年
15年後解約返戻金(55歳時):USD483,054(返戻率193%)
20年後解約返戻金(60歳時):USD638,927(返戻率256%)
25年後解約返戻金(65歳時):USD845,784(返戻率338%)
【ヴィーナス加入キャンペーン】
・投資額に対して2.5%の割引
・割引分を除いた金額を一時払い
・2020年12月15日まで
例えばUSD250,000のプランであれば実際の投資額は2.5%の割引分であるUSD6,250を除いたUSD243,750になる。