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日本が世界第二位の経済大国になったのは1968年。それでも一位だったアメリカとの差は大きく1980年頃でもまだ日本のGDPはアメリカの半分以下という状態だった。

日本のGDPが最もアメリカに近づいたのは1988年のバブル真っ盛りの時代。

1位 アメリカ:5,236.43
2位 日本:3,134.18
(単位:10億ドル)

このとき日本のGDPはアメリカのそれの60%ぐらいあったことになる。ちなみに当時3位のドイツは1,266.62だったので、日本のGDPはその2.5倍近くあった。

1980年代日米貿易摩擦と半導体規制

そしてその頃、日本は通商において日米貿易摩擦が発生し、アメリカから激しい圧力を受けていた。国内の農家や畜産業者を保護するために日本が輸入を制限していた米、牛肉、オレンジは自由化させられ、逆に輸出品として大きく成長していた自動車は輸出自主規制を余儀なくされた。そして「日米半導体協定」によって、日本は国産半導体の輸出を自主規制することが求められ、逆に日本国内では米国製の半導体を使うことを奨励させられた。

奨励させられたとは書いているが事実上の強制であり、これにより世界シェアNo.1だった日本の半導体産業は衰退した。当時世界で50%以上のシェアを誇っていた日本の半導体産業は現在約6%程度にまで縮小し、世界第6位である。

2022年中国に対する半導体規制

あれから30余年。

2021年のGDPランキングは以下の通り。

1位 アメリカ:22,996.08
2位 中国:17,744.64
3位 日本:4,932.56
(単位:10億ドル)

2位中国のGDPはアメリカのそれの約77%まで肉薄している。そして昨年2022年、アメリカはまたもや半導体をもって第二の経済大国の頭を叩いている。AI(人工知能)など未来の技術開発に欠かすことのできない高度な半導体、またその製造装置の中国への輸出を禁止したのだ。そして自分の同盟国や友好国にも同様の措置を求めた。

半導体には一般的な性能のものから最先端の性能を持つものまで幅広い種類があるが、最先端の半導体を生産できる企業はごく限られている。台湾のTSMCと韓国のサムスンでありこれらの政府はアメリカに同調、そしてその半導体を作り出す製造装置で世界トップレベルのシェアを誇るのが絶対にアメリカに逆らわない国、日本だ。

これに対抗して中国は最先端半導体の独自での開発を目指すとしているが、将来の科学技術で世界をリードすることを目指していた中国の目論見はこれで数年から十数年遅れるだろう。

他の追従を許さない国

中国が一党独裁国家の強みを活かして、そしてときに人権や国際法をも無視してトップダウンのスピーディな決断と行動をもってアメリカに対抗できる覇権を目指しているのは明らかだ。

アメリカは自国との差が大きなときは寛容に接しているのに、その差が詰まってくるといつの間にか豹変してある意味理不尽とも言える強引さで牙を剥いてくるのを我々日本は経験済みだ。結果、日本は30年で40%しか成長できず、アメリカは4倍に成長した。ほんの2年前まで「2030年までに中国はGDPでアメリカを抜く」と言われていた状況は急速に影を潜めてきた感もある。

世界最大の軍事力と政治力、そして狡猾さをもって追い上げてくるものを封じ込め、それを養分に世界唯一の超大国としてアメリカはさらに巨大化するのだろうか。いずれにしても今後この先数十年もやはり資産運用のポートフォリオはアメリカを中心に据えるのが良さそうだ。

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【ヴィクトリー(Victory)の運用例】

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加入時年齢:40歳
保険料支払期間:5年払い
支払い方法:年払い

想定元本(保険金額):USD100,000
年間保険料:USD20,000/年
5年間払込保険料:USD100,000

20年後解約返戻金:USD241,653(返戻率242%)
25年後解約返戻金:USD335,816 (返戻率336%)
30年後解約返戻金:USD471,112 (返戻率471%)
50年後解約返戻金:USD1,818,690(返戻率1819%)
※解約返戻金はいずれも非確定部分を含む概算

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年間保険料USD1,500〜USD99,000:3%
年間保険料USD100,000〜:8%

・リベートは次年度の投資額に充当される(一括前納する場合はリベートを除いた金額を入金)

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例えば投資総額USD100,000を5年払い、10年払いで契約した場合のリベートの金額はそれぞれ以下のようになる。

5年払い:1年目の投資額USD20,000X8%=USD1,600
10年払い:1年目の投資額USD10,000X8%=USD800
 

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