スコットランドはUK(グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国)構成国。世界的に有名なスコッチウィスキーの原産国であり、北海油田を有する産油国でもある。
そもそも「国」と言うには日本人としては違和感を覚えがちな微妙な地域でもある。UKはいわゆる日本語で言うイギリス(英国)でオリンピックにはイギリス代表という一つの括りで出場する一方、なぜサッカーやラグビーのワールドカップにはイングラントとは別にスコットランドやウェールズなど同じイギリスから複数出てくるのだろうか?と不思議に思ったことのある人は少なくないはず。
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スコットランドという国
こうなっているのはもちろん歴史的にグレートブリテン島の北部を占めるスコットランドと南部のイングランドが別々の王国であったというのが原因である。(ちなみにイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドのサッカー協会はFIFA(国際サッカー連盟)より歴史が古く、1904年にFIFAができたときにはすでにその4つが熾烈な戦いを繰り広げていたので「一国一チームにしてほしい」と新参者のFIFAにはとても言えない状況だったとか)
いずれにしてもこちらから見れば一つの国に見えるが、イングランド人やスコットランド人は別々のアイデンティティを持っていて、お互いに「相手とはぜんぜん違う」と考えている実情がある。実際2014年にはスコットランドの英国からの独立を問う住民投票が行われ、44.7%と55.3%という結構僅差で英国に残留が決まってる。しかし今またブレグジットをきっかけにスコットランド独立の機運は再燃する可能性があるとも言われている。スコットランドでは62%の人がEU残留を支持していたからだ。
スコットランド最大の都市グラスゴー
「グラスゴー(Glasgow)」はスコットランド南西部に位置するスコットランド最大の都市で英国でもロンドン、バーミンガム、リーズに続いて4番目の人口(約64万人)を擁する。ちなみにスコットランドの首都はグラスゴーから電車で40分の場所にあるエディンバラ(Edinburgh)だが、人口はもとより経済規模でもグラスゴーの方が大きい。英国ではロンドン、エディンバラに次いで3番目に観光客が多く、年間で300万人以上の旅客が訪れる。古くはタバコの貿易で栄え、20世紀前半は造船を中心とした製造業が有名であった。欧州では16番目に大きな金融センターでもある。
グラスゴーの不動産市場はロサンゼルス、ニューヨークやパリと同様の成長率で伸びている。しかしグラスゴーの平均物件価格はGBP230,000でGBP295,000のエディンバラよりもまだ低く、コロナ禍後の世界でもっとも有望な不動産投資の対象地域の一つである。グラスゴーの人口は増加を続けており年間1,300戸の住宅供給が必要とされているところ過去10年間では1,000戸/年程度の供給にとどまっており需給は逼迫している。実質平均利回りは4.7%〜5%。
2017年には科学技術セクターにGBP13.1億の投資が行われて経済の活性化が図られ、グラスゴーはCBREによる2019年の「Tech Cities Report」によって英国ではロンドンに次ぐ第二位の科学技術都市に位置づけられている。現在建設が進んでいる英国の高速鉄道網であるHS2のターミナル駅もグラスゴーに作られ、2026年から運用開始予定だ。HS2の開通で北部経済振興策(Northern Powerhouse)により再整備される各都市との連結が改善されることにより、グラスゴー経済の将来性は大きい。
またグラスゴーは教育都市としての歴史も古く、名門グラスゴー大学は1451年の創立されている。グラスゴーに所在する大学の学生数は16万人を数え、電気、機械、ソフトウェアを専攻する英国の学生のうちの半分はグラスゴーで学んでいる。企業で勤務する人の他にこうした数多くの学生たちの住宅需要もグラスゴーの不動産賃貸市場に活気を与えている。
グラスゴーの不動産物件「ベル・ストリート(Bell Street)」
「ベル・ストリート(Bell Street)」はグラスゴー中央駅から11分の場所に位置する新築物件。もちろん2026年完成のHS2のターミナル駅へもアクセスの容易な理想的なロケーションにある。古典的な華麗さを維持しながら現代的デザインで仕上げられている。
【ベル・ストリート(Bell Street)の特徴】
-24ユニット
-スタジオタイプ:GBP138,000〜
-1ベッドルーム:GBP155,000〜
-2ベッドルーム:GBP180,000〜
-表面利回り:6.1%
-2021年第3四半期完成予定
【支払いスケジュール】
1.契約時に10%の支払い
2.6週間後に5%の支払い
3.完成時に85%の支払い
【ベル・ストリート(Bell Street)のお問い合わせ】