「バーミンガム(Birmingham)」はイギリスのウェストミッドランズに位置する工業都市である。市内の人口は約110万人。近郊の地域を含むバーミンガム都市圏の人口は229万人、都市圏人口ではロンドンに次いで英国で第二の規模を誇っている。
バーミンガム(Birmingham)
ロンドンとリヴァプールのちょうど中間地点に当たるバーミンガムはミッドランズ炭田地帯にあり、鉄鉱山も近接していたことから産業革命期に工業都市として成長を遂げた。蒸気機関を発明したジェームズワットや金属加工のマシューボールトンなど産業革命の旗手がこの地で活躍した。
バーミンガムは英国の高速鉄道2(HS2-High Speed Rail 2)の完成により、ロンドンにわずか49分、エジンバラ、ニューキャッスル、マンチェスターへの移動時間も大幅に短縮されることにより大きく成長すると見込まれている。何よりバーミンガムにはこの国家的建設事業の本部が置かれるので今年の後半から2032年までのHS2建設の第一段階で1,500もの雇用がこの街に創出され、将来の駅周辺の再開発などを含めてGBP13億の経済効果がもたらされる。
バーミンガムは首都ロンドンの本部からの移転先として最もメジャーな都市と目されている。例えば英金融当局から個人向け事業と投資部門を明確に分けるように指導されたときに1,000人もの主要スタッフをバーミンガムに異動させている。それも含めて2015年だけで6,000人以上の人がロンドンからバーミンガムに移り住んでいるのだ。ジャガーランドローバー、ドイツ銀行、モンデリーズ・インターナショナルなど国際企業1,190社を含む75,000社以上がバーミンガムに拠点を設けている。
バーミンガム(Birmingham)の不動産市場
バーミンガムの物件価格は2014年から2016年の間に11.4%上昇し、さらに2017年から2021年までの間に21.7%上昇すると見込まれている。賃貸需要も旺盛で平均賃貸価格は2016年に3.2%上昇し、2017年から2021年間には17.6%上昇すると予測されている。バーミンガムは現在110万人の人口を抱えているが2012年から2031年の間にそれが12.2%増える見込みである。
これは2031年までに30,000戸以上の新築物件が必要とされるようになるということだ。住宅供給は2008年に一度ピークを迎え、そのときには1,983戸が完成した。2015年の大きな開発はわずかに1つであったが2016年には10の新たな開発プロジェクトが始まっている。そして今、この雇用機会の増加により顕在化してきた実需要に対応するためにさらに多くの開発計画が必要とされている状態なのである。
ザ・カーブ(The Curve)の特徴
-1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームの間取り
-ニューストリート駅(New Street Station)から徒歩15分の距離
-カーゾンストリートHS2駅(Curzon Street HS2 Station)からバスで15分の距離
-バーミンガムの有名なショッピング地区ブル・リングから徒歩15分の距離
-499sqf(約46m2)から939sqf(約87m2)の免責
-250年の賃借権
-2018年4月完成予定
-融資比率(LTV)は最高65%
-表面利回りは最高5.17%
-価格はGBP164,000(※約2,345万円)〜
※GBP1=JPY143(2017年5月時点)