2018年5月1日(火)
5日間に渡る「タイ(パタヤ&プーケット)不動産案件視察の旅」の3日目。午前8時、パタヤで宿泊しているホテルのロビー視察に参加している7名の仲間が揃い、車に乗り込んでパタヤのウタパオ空港に出発する。前日のパタヤでの不動産投資案件のプレゼンテーションと物件の視察に続き、プーケットに新たに建設されるホテルの建設現場を見にゆくのだ。案件のスキームはホテルを部屋単位で購入し、それをホテルの運営会社にリースして毎年9%のリターンを10年間得るというもの。

購入した部屋は所有権登記をすることができ、10年後には購入価格で買い戻してもらうことができる。要するに元本保証で10年間年利回り9%での投資ということになる。悪くない条件だが、もちろんリスクもある。運営会社の経営状況が悪化したり、破綻したりするともちろん目論見通りにはゆかないし、最悪元本さえ取り戻せないという可能性もゼロではない。だからこうして現地まで足を運び、そこで事業に取り組んでいる人たちから説明を聴いたり、人物を確認したりするのが重要なのだ。

2018年5月10日(木)

タイから戻って香港には5日間の滞在。前日は午前中にHSBC香港の口座開設サポートを監督してから飛行機に飛び乗り、上海経由で東京に着いた頃には日付が変わっていた。羽田空港近くのホテルからレンタカーを駆り午前中に中国大使館での用事を済ませ、向かった先は渋谷セルリアンタワー。不動産業界のビジネスパートナーとのアポイントに30分遅れるという不覚を取る。充分な休養が取れていないときはタイトなスケジュールで動くべきではない、と反省。。しかし相変わらず力強い中国人富裕層による国内不動産のインバウンド投資についてのミーテングには熱が入り、ついついまた予定時間をオーバーして話し込んでしまった。ボロ布のような身体を引きずってホテルにチェックイン。そのままベットに倒れ込んだ。

2018年5月12日(土)

「HSBC香港口座開設&海外資産運用勉強会・座談会」2012年以来1〜2ヶ月に一度の割合で行っていてもう60回以上の開催を数える海外資産運用の初心者向け勉強会だ。1時間半のセミナーと1時間半のお茶を飲みながらのフリートークで構成されている。累計の参加者は800人を超えた。にもかかわらず、セミナーの内容は6年前とほとんど変わっていない。つまりここで語ることは決して一過性のことではなく、いつの時代でもどこに住んでいる人にも重要な考え方の土台にあたる。一方、座談会で交わされる会話は資産運用だけに留まらず、節税や仮想通貨から海外移住まで千差万別。自分自身も毎回の参加者から様々な刺激をもらうことができる貴重な機会だ。

2018年5月22日(火)

上海。土砂降りの雨の中、日本に10年在住した中国人弁護士と打ち合わせ。数十億円になるオフィスビルやホテルの買収はなる不動産売買ではなくそれを保有する法人のM&Aになるケースが多い。企業買収ということになると会社の財務状況なども精査する必要があり、手続きは複雑を極める。仮に中国企業がそうした日本の不動産を買収する場合は中国側の弁護士と日本側の弁護士で連携して事に当たる必要がある。そのルート作りである。

すぐさま海外不動産の仲介を行っている企業を訪ねる。WeChatと動画配信による広告に注力し急成長している会社だ。都市部でのスマホ普及率では中国は日本を大きく凌ぐ。また海外のSNSが遮断されていることもあり、中国のメッセージングアプリWeChatは中国のスマホユーザーのほとんどが利用しておりその月間利用者数は10億人を超える。そういう地域性を把握し、然るべきメディアを抑えるのは最重要課題だ。

2018年6月5日(火)

前日は再び日本への弾丸出張から香港へ戻った。ほっとひと息入れていた、約束していたLINEコールが入る。顧客が興味を持っている長期積立商品の内容を一通り説明し、質問に答え、アドバイスをする。アドバイザーとしての自分の本来の業ではあるが最近は仕事の内容が変わってきてちょっと懐かしい気もした。

2018年6月13日(水)

1週間以上香港にいるとやっと腰が落ち着いたという気分。午前中のアポイントをこなしたあと、オフショア法人の設立や海外移住を手がける会社とのランチミーティング。彼らが現在注力している「仮想通貨投資家のための海外セミリタイアセミナー・個別相談」についての状況を聴き、意見交換をする。事務所へ戻り、新たに加入したスタッフのトレーニングをおこなう。17:00、タイ・香港の提携業者と3者でのスカイプを通じて打ち合わせ。そこで話題に上ったのが、インドの教育産業に投資し学生たちが支払う学費から定期リターンを得る投資だ。

基本的に英語が通じ中流層以上の教育水準は高く2024年には中国を抜き世界一の人口を誇るようになるインドのポテンシャルは高い。楽しみな案件である。もちろんまた近い内に現地インドに行って確認しなければならないが。

と、我々の会社ではこんな感じで仕事をやっております。業務上での提携やコラボ、もしくは個人的にこの仕事に興味がある、絡んでみたい、などのご提案はいつでも歓迎。まずはざっくばらんに話しましょう。

【ボーダレスワークス・ビジネス提携や業務についてのご関心】
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