史上最大のマイナス経済成長を客観視する
Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language. 2020年度第2四半期(4〜6月)の各国GDP成長率(経済成長率)が出揃った。いずれも過去最大とか、戦後最大とかという記録的なマイナス(経済縮小)に陥っている。日本は前期比(2020年1〜3月との比較)で-7.8%、年率換算で-27.8%である。 少し余談になるが、この年率換算-27.8%というのはもしこの第2四半期と同じ経済成長率-7.8%が4回続いたら年間の経済成長率はどうなるか、というシミュレーションだ。「-7.8%x4=-31.2%」ではなく、次の四半期は7.8%減ったGDPにまた-7.8%を乗じて、その次の四半期はそのまた減ったGDPに-7.8%を乗じて・・というのを4期分合計して計算する。ちなみに計算式にすると「(1+四半期増減率)の4乗-1)×100」