2022年8月、香港への入境の最新情報

2022年8月、香港への入境の最新情報

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   HSBC香港口座のメインテナンスやトラブル解決などで香港への渡航が容易になるのを待っている人は少なくないだろう。個人的に7月下旬から日本に帰国し、8月19日に香港に戻ってきたので、日本から香港への入境の最新事情をシェアしたいと思う。 いまだ外国人の入国が認められていない中国、台湾を除けば主要国・地域の中では珍しくまだ入国後の強制隔離が求められている香港だが、8月12日からホテルでの隔離期間が従来の7日間から3日間に短縮された。7月末頃からこの隔離期間短縮の可能性の情報は入っていたので僕は本来8月5日に日本から香港に戻るフライトの予定を2週間延ばして正式な発表を待った。

香港へはいつ行けるのか?

香港へはいつ行けるのか?

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2022年7月17日から24日までの新型コロナの新規感染者数は世界全体でわずかに減少する一方、東アジアでは増加傾向が見られている。 対前週比でモンゴルはおよそ7倍、韓国は80%の増加。日本は73%の増加で、新規感染者数は969,068人。この人数がこの週の国別で世界最多となった。その次に多かったアメリカは対前週比3%減って860,097人だった。一方で2022年6月以降、日本政府は入国条件を大幅に緩和しており入国時72時間前のPCR検査が陰性であれば原則隔離等せずに活動ができる。

一国二制度折返し地点の香港にて

一国二制度折返し地点の香港にて

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2022年7月1日は香港がイギリスから中国に返還されて25年目の記念日だ。 イギリスと清朝の間で勃発したアヘン戦争の講和条約である南京条約で香港島が永久割譲されたのが1842年。そして1860年の北京条約で九龍半島南部がイギリスに割譲された。これが現在で言う九龍地区(カオルン)で、南は尖沙咀、東は観塘、北は九龍塘、西は茘枝角辺りまでがその範囲となる。そして1898年に深セン河以南の九龍半島と島嶼が99年という期間でイギリスに租借された。この部分が今で言う新界地区(ニューテリトリー)だ。

金利差と円安とビッグマック指数

金利差と円安とビッグマック指数

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2022年6月15日、アメリカのFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.75%の利上げが決定された。これでアメリカの政策金利の誘導目標は1.5%〜1.75%となった。 新型コロナパンデミックの2年間の経済対策でゼロ金利と量的緩和策によって市中に溢れたマネーが株式をはじめとする金融市場を未曾有の水準に押し上げると同時にインフレが大幅に進んだ。

パンデミック明け、3つの追い風に吹かれる国

パンデミック明け、3つの追い風に吹かれる国

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2022年6月1日から日本への一日あたりの入国者数の上限が20,000人へと緩和された。日本国政府は2022年6月1日から一日当たりの入国者数の上限を2万人に引き上げた3月1日に5000人、14日に7000人、そして4月10日には1万人と段階的に引き上げてきて、今回は2万人へと倍増されたことになる。 渡航元の相手国は感染リスクによって3種類に分けられ、最もリスクの低い「青」のランクの国から入国する人はワクチン接種の有無に関わらず日本入国時の検査やその後隔離措置が免除される。ちなみにG7構成国や中国、香港、台湾、韓国等かねてから日本への入国者の多い国はほぼすべて「青」ランクに入っている。そして6月10日からは添乗員付きのパッケージツアーに限る形ではあるが、観光客の受け入れも始まることになる。

上海の挫折と都市封鎖の行方

上海の挫折と都市封鎖の行方

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   そこで暮らし始めたのは27年前の1995年。蘭州ラーメン1杯が3元(当時のレートで約45円)、青島ビール大瓶が4元(同約60円)100円ちょっとでそこそこ腹を満たして、ほろ酔い気分になることができた。 よれよれの人民服を来た年配の男性が闊歩し、朝夕の通勤時には自転車の大群、粗末な街灯がぽつりぽつりと並ぶだけの通りは夜になるとほぼ真っ暗、当時最新のマンションでも水回りは悪くシャワーの途中で温水が出なくなることなど日常茶飯事。当時の最先端の都市の一つであった東京から来た身にとっては発展途上国の大都市というが印象が強かった。

日本円の実質実効為替レートから読む日本のコロナ後

日本円の実質実効為替レートから読む日本のコロナ後

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   国際決済銀行(BIS)が発表した日本円の実質実効為替レート(REER)が67.55ポイントと50年ぶりの低水準となった。実質実効為替レートは貿易量などをもとにさまざまな国の通貨の価値を計算し物価変動も加味して調整した数値で2010年を100として表した数値。その値が高いほど対外的な購買力があり、海外製品を割安に購入できることになる。 通常、為替レートはUSD1=JPY115など、2通貨の比較で高い安いを判断する形に馴染みがあるがそれだとあくまで2つの通貨の間での強弱しかわからない。例えば対米ドルで円高だったとして、米ドルがユーロに対しても高い中で更に円高であれば日本円はかなり強いという判断をしやすいが、米ドルがユーロに対して安い状態でのドル安円高であれば日本円の強さを図るのにユーロ円のレートで「日本円は果たしてユーロに対しても強いのかどうか?」チェックしてみたいところだ。

大国の石油備蓄放出に真実を探る2021年の冬

大国の石油備蓄放出に真実を探る2021年の冬

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   2021年11月24日、石油の国家備蓄の放出する方針が発表された。 石油備蓄は石油の急激な価格変動や石油供給量の減少に備えて石油を備蓄すること。備蓄の種類には国家備蓄、民間備蓄、産油国共同備蓄の3種類がある。国家備蓄は国が建設した備蓄基地に原油の形で貯めておくもの、民間備蓄は民間企業が持つ石油タンクに原油及び石油製品を在庫を多めに持つ形で貯めておくもの、産油国共同備蓄とは、政府の支援の下、日本国内の民間原油タンクを産油国の国営石油会社に貸与し、平時は当該社が東アジア向けの中継・備蓄基地として利用してもらい、日本への原油供給が不足する際は当原油タンクの在庫を国内向けに優先供給するものである。

日本が調子に乗っていた30年後の世界

日本が調子に乗っていた30年後の世界

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   ある意味予想と違った未来に生きているのは確かだ。 以下は今から約30年前の1990年と最新2020年の各国GDP(国内総生産)のランキングである。1900年時点ではG7の国が綺麗に1〜7位を占めている、2020年はその間に巨大な人口を背景にして経済成長著しい中国とインドが割って入ってきている構図。

中国不動産市場、25年目の重大局面

中国不動産市場、25年目の重大局面

Sorry, this entry is only available in 日本語. For the sake of viewer convenience, the content is shown below in the alternative language. You may click the link to switch the active language.   1990年半ばに上海に行き、それ以来中国界隈で暮らしているので不動産価格の高騰は身をもって体験した。 はじめて現地の不動産価格を強く意識したのは2000年頃だったが、当時上海で見た物件の平米単価がRMB4,000(2021年9月のレートで約7万円)だったのを記憶している。100平米のマンションが700万円ぐらいで買えたことになる。