日本人が減ってゆくその先の世界

日本人が減ってゆくその先の世界

自分が書いた【国境なき投資戦略】の25回のメール講座の中で年金の危機とか国民資産がターゲットにされていることとかいろいろな問題を取り上げて警鐘を鳴らしている。その中で人口減少と少子高齢化についても書いているが(メール講座第四回 人口減少。抗えない自然の摂理の中で我々は?その編集後記で「歴史は繰り返しまた人口増に転じると思っているので心配はしていない」と述べた。実はだんだんとそう思えなくなってきている。

歴史的変革が続く日本の不動産賃貸業。その先の動向を知る

歴史的変革が続く日本の不動産賃貸業。その先の動向を知る

「サラリーマン大家」という言葉にも現れているように現在は一般の人が副業でも不動産経営に参入しやすい時代である。投資や資産運用を生業としていることもあり僕の周囲には低金利や異次元金融緩和の影響で会社員の傍らアパート・マンション経営を行っている人は多い。なのでついつい忘れがちになるのだがそもそもそうした普通の人が賃貸業を営む環境が整備されたのはごく最近のことである。

中国、香港、マカオでの現金持ち込み・持ち出し

中国、香港、マカオでの現金持ち込み・持ち出し

中国圏内への現金の持ち込み、持ち出しが一段と厳しさを増している。中国の通貨、人民元(RMB)については中国本土から海外への持ち出し、海外から本土への持ち込みの双方において限度額は一人あたりRMB20,000/日である。合法的にそれ以上の金額をハンドキャリーで移動することはできない。

いつの時代にもチャンスがあることを…イン(ADA)

いつの時代にもチャンスがあることを…イン(ADA)

「今には今のチャンスがある」というのは僕がいつも肝に命じ、相談者にも語っている言葉である。これまでの人生の中で日本のバブル景気やITバブル、中国の不動産高騰など資産を一気に増やすことのでき様々なチャンスがあった。それらの話をするとき、特に若い人から”昔は良かったですね”的な羨望を含んだ反応が返ってくることがある。しかし、それは間違いだ。

【P案件】ベルリンの不動産物件「コンスタンツェル(Konstanzer)」

【P案件】ベルリンの不動産物件「コンスタンツェル(Konstanzer)」

新物件が出てこない。それが率直な感覚である。EUの盟主であるドイツの首都でありながら、その特殊な歴史的背景から不動産価格が非常に低い状態に留め置かれていたベルリン。 そんなベルリンの住宅市場が世界中の投資家から注目を集めて数年が経つがヨーロッパ独特の建築に関する習慣や規制からなかなか新しい物件の情報は入らず、出てきたらほどなく完売という状態。ベルリンの住宅市場は2016年の時点で少なくとも80,000戸も実需要を下回る深刻な構造的供給不足に陥っている。

分散型予測市場プラットフォーム用暗号通貨。オーガー(REP)とノーシス(Gnosis)

分散型予測市場プラットフォーム用暗号通貨。オーガー(REP)とノーシス(Gnosis)

「予測市場(Prediction Market)」は将来起きる出来事を予想してお金を投じ、その結果が正しければ報酬を得て間違っていれば投じたお金は戻ってこないというマーケットである。ギャンブルは典型的な予測市場だ。競馬の場合はどの馬が勝つかを予測してお金を賭ける。自分が賭けた馬が勝てば払戻金という報酬が支払われ、負ければ賭けたお金を失う。そして多くの人が勝つと思っている人気の馬に自分も賭けてそれが勝つよりも、人気の低い馬に賭けて勝つ方がより多くの報酬がもらえる。

人間の知恵の産物。ヘッジファンドの仕組みを分解する

人間の知恵の産物。ヘッジファンドの仕組みを分解する

香港を拠点に投資・資産運用を取り扱っていると世界中から日々いろいろな商品の情報が入ってくる。優良と思えるもの、たいしたことないもの、まともなもの、怪しいもの、玉石混交なのだがどれも多かれ少なかれ人間の知恵の産物でありその内容を見るのは面白い。この仕事の醍醐味でもある。

中央集権型の暗号通貨。リップル(Ripple)とステラ(Stellar)

中央集権型の暗号通貨。リップル(Ripple)とステラ(Stellar)

  2018年4月中旬時点、仮想通貨(暗号通貨)の時価総額でビットコイン、イーサリアムに続いて第三位の規模を誇るのがリップルである。リップルは前者2つを含む多くの仮想通貨とは大きく異る側面を持っている。リップルとビットコインの最も大きな違いは中央管理者の有無。

物販先物投資。情報と行動力を駆使して利益をあげるIT時代の商品投資

物販先物投資。情報と行動力を駆使して利益をあげるIT時代の商品投資

京都高島屋で限定販売された人形100体が一人に買い占められたということがニュースになっていた。 それは「スーパードルフィー(SD)」という精巧な高級フィギュアで、有名な画家・ファッションデザイナーの故中原淳一氏の画を忠実に再現したもの。価格は1体124,000円と高価だが一部のファンにカルト的な人気を誇っていて、100体ぐらいなら一瞬で完売する。