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2022年9月26日、ついに香港入境後の隔離措置が撤廃された。

新型コロナの流行が深刻化した2020年に香港入境後一定期間の隔離措置が採用され、もっとも厳しいときはホテルにて21日間の隔離の後にようやく自由行動が許されていた。その後隔離期間は14日間、7日間、3日間と段階的に短縮されてきたが、ようやく全解除されたということになる。

香港入境後の隔離措置撤廃

厳密に言えばホテルでの強制隔離はなくなったものの、入国後7日間は経過観察期間となりその間はPCR検査や簡易検査の義務があり、レストランやトレーニングジム、美容院等一部の場所には立ち入ることはできないが正直それで不自由を感じることはほぼない。(もちろん仮にPCR検査で陽性反応が出れば陰性になるまでの間はそれなりの制限を受けるが)海外からの渡航者は経過観察期間中に香港を出国することも可能。つまり香港は再び、「気軽に来れる場所」にほぼ戻ったと言って良い。

この隔離解除に伴い、海外旅行に出かける人が激増している。すべての場所に日帰りで行ける香港では泊まりで国内旅行を楽しむような習慣はほとんどない。香港の人にとって旅とは海外旅行であり、それだけはどうしてもできなかったのがこの3年弱だったということになる。帰国時の隔離がなくなったことで、溜まっていた鬱憤が一気に爆発した形だ。

もちろん日本居住者が香港に渡航することも容易になった。観光やグルメを楽しむことも復活だが、このメルマガを読んでいる人の大きな関心はHSBC香港の口座開設あるいはすでに持っている口座のトラブル解決だろう。

香港ではコロナパンデミック発生以前の2019年6月頃から民主化デモの頻発とそれにともなう治安当局との衝突で危険が増していたためにその頃から”落ち着いてから香港へ行こう”と考えていた人もいるだろう。その場合は結果的に3年ほど待たされてしまったことになる。つくづく特異な時間だったと思う。

2022年HSBC香港口座開設

ともあれ、我々のHSBC香港口座開設サポートや現地でのトラブル解決サポートも再開している。新規口座の開設については2020年以前にすでにかなり厳しくなっており、支店へのアポイント取りから、個人情報や口座開設の目的などスタッフから訊かれる質問にはすべて英語で回答、その上で実際に口座を開設するかどうかを審査され、最悪却下されることもある。渡航制限中だった2021年10月に従来のアドバンス口座とパーソナルインテグレーテッド口座(スマートバンテージ口座)が統合されワン口座(One Account)となり、最低預金額と口座維持管理手数料が撤廃された反面、その分サービスの質も低下し、カスタマーサービスへの電話は1時間以上もつながらないことも少なくない。

簡単に言えば、HSBC香港側ではVIP顧客であるプレミア口座とそれ以外を明確に分けたと言って良いかもしれない。最低預金額(HKD1,000,000)とそれを維持できない場合の口座維持管理手数料(HKD380/月)があるプレミア口座であればもちろんカスタマーサービスの電話もすぐに繋がるし、関連のサービスも高い水準で維持されている。今後はそれなりの規模の資金を運用する戦略の拠点としてHSBC香港を利用することを念頭に口座開設する目的意識が更に重要になってくるだろう。

2022年HSBC香港口座トラブル解決サポート

すでに開設済みの口座でトラブルを抱えている場合、香港の支店窓口に来ることはやはり抜本的な解決に最も近道である。内容によっては日本にいながら電話で解決できることも多いが、先に述べたように長時間待たされることが多くなっており、電話がつながってからも顔の見えない相手と英会話のやり取りが必要になる。

その点、窓口で手続きを行えばいつつながるかわからない応答をいらいらしながら待つ必要もなく、通訳同席で手続きを進めることが可能。また段階を踏んで複数の手続きを行なわなければならない場合も支店窓口で行えば一気に解決することができる。例えば、転居したにもかかわらず住所変更を忘れたためにATMカードが届かないというような場合、もしインターネットバンキングも使えなければまず住所変更の書類を記入郵送して、住所変更を完了したあとにまたATMカードの発行申請の書類を作成して郵送と、解決までにかなりの手間と数ヶ月の時間がかかる。しかし窓口に行けば本人確認のうえ住所変更をその場で完了、ATMカードの発行申請もインターネットバンキングの初期化申請も同時におこなうことができる。

香港に来たほうが良いか、あるいは来ずに日本で解決できるか等アドバイスさせていただくので以下よりお気軽にご相談いただきたい。

【HSBC香港口座問い合わせフォーム】
https://ws.formzu.net/fgen/S25519711/

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