2019年ベルリンの経済成長率は3%を記録した。これはドイツの都市の経済成長率の平均である0.6%をはるかに上回っている。
ベルリンにはシーメンス(Siemens)、バイエル(Bayer)、ダイムラー(Daimler)などの大企業の拠点であるだけでなく、eコマース企業のザランド(Zalando)、オンラインフードデリバリーサービスのデリバリーヒーロー(Delivery Hero)、スタートアップスタジオのロケットインターネット(Rocket Internet)などITのユニコーン企業が集まっているハイテク産業の都市でもある。
ベルリンの企業
2021年7月にベルリン南東部にて稼働予定のテスラのリチウムイオン電池の生産工場「ギガファクトリー(Tesla’s Gigafactory)」が開業すれば新たに7,000〜10,000の新規雇用が発生する。実際にベルリンの失業率は2004年の19%から2018年には7.9%と大幅に改善、中でもITや科学技術セクターが過去5年間に創出した雇用は200,000に登り、いまやベルリンの労働者は7人に一人がハイテク産業に従事していることになる。
ベルリンへの人口流入
2020年10月ベルリンのすぐ南にある都市シェーネフェルト(Schonenfeld)にベルリン・ブランデンブルグ空港(BER)がオープンすると現在のベルリンのメインの空港であるベルリン・テーゲル空港は11月8日を持って閉鎖されることになる。ブランデンブルグ空港が開港すると旅客取扱量は年間2,700万人の規模になり、第2ターミナルがフルに稼働すると3,400万人にまで増加する。
現在のベルリンの人口は370万人であるが毎年40,000人の人たちが移住のため流入している状態である。世帯あたりの平均人数である1.78を基に計算すると毎年20,000ユニットの新住宅供給が必要であるが2018年の段階では実際の供給は14,600ユニットにとどまっており、年間5,000ユニットが不足している。ベルリンの住宅の空室率は1.1%、オフイスの空室率は2.7%と極めて低い状態で、需給が逼迫しているのを如実に表している。もちろんこれは住宅不足を引き起こし、不動産価格と賃貸価格の上昇につながる。
ベルリンの不動産物件「キーツ(Kiez)」
キーツ(Kiez)はベルリンのミッテ区のシュプレンギルケウ(Sprengelkiez)に位置する新築のコンドミニアム。
ベルリンの主要鉄道網であるUバーンのレオポルドプラッツ駅から180m、徒歩3分の距離に位置しベルリンの中心であるポツダム広場までは電車で25分で行ける。ベルリン医科大学病院(Charité University Hospital)からも徒歩8分の距離にある。ベルリン医科大学病院はヨーロッパ最大の大学病院であり、14,000人の医療従事者が勤務している。また徒歩14分の場所には世界的な医薬品メーカーであるバイエル(Bayer Pharmaceuticals)があり、4,000人が勤務している。プロフェッショナルで収入の高いこうした人たちはもちろん将来のキーツのテナントして見込むことができる。
【キーツ(Kiez)の特徴】
– 住所:29 Luxemburger Strasse, Mitte Berlin
– 6階建、76ユニットのコンドミニアム
– Uバーンのレオポルドプラッツ駅から180m、徒歩3分の距離
– ポツダム広場まで電車で25分
– 価格帯:EUR204,000 – EUR574,800
– 平米あたり平均価格:EUR7,002/㎡
– 面積
スタジオ:25.45㎡ – 43.19㎡
1ベッドルーム:51.49㎡ – 57.48㎡
2ベッドルーム: 67.42㎡ – 74.89㎡
– デベロッパー: Ten Brinke Wohnungsbau GmbH & Co. KG
– LTV:最高70% (金利:1.3% – 2.9%※審査次第)
– 利回り見込み:4.64%
– 完成: 2021年12月
【キーツ(Kiez)のお問い合わせ】
https://ws.formzu.net/fgen/S2318088/